10/21(土)-22(日)に、レショップ青山でRE-PURPOSEのイベントを開催しました。
【RE-PURPOSE/別の目的で。】
RE-PURPOSEは、長い歴史の中で形作られた服のアーカイブを再編集し、一つの形にしている。それは特別にユニークなコンセプトではない。現代のあらゆる服・道具が同様の道筋を辿っている。全ての服はオマージュであり、引用であり、剽窃である。歴史の中で培われた技術の体系は、突然生まれるものではない。全ての工場、技術、アイデアは過去と切り離す事ができず、服を作ることは模倣と反復を運命付けられている。
RE-PURPOSEの目指す”新しい服”は、端的に説明できる言葉を持たない。服を知る人が、時代や目的の異なるディテールを組み合わせ、歴史的な系譜、生産背景、職人の技術を理解し、差し引きして、再編集する。
伝わりにくい新しさ。一目ではわからない奇妙さ。服ならではの面白さ。
この展示・冊子はこれまで一切の説明を行ってこなかったRE-PURPOSEというブランドについての注釈集である。
Produced by L‘ECHOPPE
Planning: Taiyo Nagashima
Art Direction: Shogo Kosakai (Siun)
Design: Shino Toyoguchi (Siun)
Photograph: Toru Oshima
Edit: Taiyo Nagashima, Sayuri otobe
Contributing: Keiji Kaneko , Hideo Nakamura
Printing: Fujiwara Printing co., ltd